Entries from 2016-01-01 to 1 year
韓国ソウルで日中韓の研究者との議論に参加させてもらう。 時間が足りず突っ込みたりない点は多々あるが、全般的には面白いものであった。 自分の発表はもう少し枠組みをしっかりしたものにすればよかった。
前学期にWebでの履修申告を期間内に終えられなかったがために面倒なことになったことをふまえ 今期は確実に申告を終えた。
中東に触れることが増えてきたので、読んでみた。 まず中東という表現には極東と同じく、イギリス帝国のイギリス中心な思想の残滓が残るという指摘が印象深い。それを避ける西アジアという表現もできるが、実際に中東各国で中東という表現が使われているそう…
序章から切れ味がすばらしい。 以上みたように、技術は国家の安全保障を脅かす。そのことは、逆に言うと、国家は技術によって安全保障を確保する。さらにもっと強く言えば、国家は技術によってヘゲモニーを勝ち取ることが出来る。そして、同時に国家は技術に…
技術だけでなくインターネットの歴史とその裏で引き継がれてきた多くの思想や哲学を濃縮している。故にインターネット技術者にとって読みやすい本ではない。 4章で筆者はセキュリティに求められるものの変化とそれを適切に継続することの難しさを巧みに説明…
軍事研究2016年9月号に収録の掲題の論評だけを読む。 戦略支援部隊については創設から日が浅く、隷下に宇宙やサイバーを担当する部隊をもつということしか知らなかった。 ハッカー部隊、電子戦部隊、宇宙部隊である軍事航天部隊の活動について本論評では、解…
そう遠くない将来、日本でも再び論じられるであろう情報機関創設という課題。そのステップにおいて重要なのは、 活動を隅々まで公開することができない情報機関の活動を、いかに民主的に監査して暴走を防ぐ手段を持つかという点である。 本論で筆者はアメリ…
虎ノ門の喫茶店で先生と打ち合わせ。 同じ博士課程の人と3人で。 とりあえずアフリカとサイバーセキュリティというテーマで秋までに一本書かねば。
伊東寛著『第5の戦場』と土屋大洋著『サイバー・テロ 日米 vs. 中国』の書評論文である。筆者は法律の専門家の視点から サイバーの専門家の伊東氏と土屋氏の記述について法的な課題を解説している。 例えば中国がサイバー犯罪条約に加盟を拒む理由について、…
やっと先月日本公開になったCITIZENFOURを渋谷の映画館に見に行った。 『シチズンフォー スノーデンの暴露』予告編 グレン・グリーンウォルドの本は既に読んでいた。ワシントン・ポストやガーディアンの報道はリアルタイムで見ていた。 それでも、あるいはそ…