映画CITIZENFOUR
やっと先月日本公開になったCITIZENFOURを渋谷の映画館に見に行った。
グレン・グリーンウォルドの本は既に読んでいた。ワシントン・ポストやガーディアンの報道はリアルタイムで見ていた。 それでも、あるいはそれ故に映画からは色々な新発見があるものである。
この映画でしか見ることができないのは、告発者スノーデンの心理的な葛藤である。スノーデンは一環して落ち着いているが、同居していた恋人が自らの行動で苦境に陥るのを知らされ感情的になっている。
画面に登場する操作画面をみるかぎり、ファイルの受け渡しにはrsync over sshが使われていた。
メモを取りながら映画をみたのは初めてだ。上映後なんとなく動けずに仄暗い映画館に座っていると、色々と気が滅入ってくる。
映画館を出て、家路につく。映画館から歩き慣れた青山通りにでると、そこにはいつもと何一つ変わらない光景がひろがっている。 華やかなショーウインドー、混雑する車、友達と話しながら楽しそうに帰宅している大学生。
パスワードの使い回しはやめよう。
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- 作者: グレン・グリーンウォルド
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