博士号取得に求められる業績
ソウルでの会議の合間に、自分が目指す大学院で博士号をとって今は非常勤講師をしている方にアドバイスをもらった。
- 2年でとるつもりで入って3年かかるのが博士号。(今から3年のつもりでかかると4年かかる?)
- 博士号審査での評価の基準は 海外シンクタンクのジャーナル→書籍出版→大学の紀要→国内のあまり有名でない学会誌の順となるのではないか?
- 海外シンクタンクは敷居が高いので、本を一冊書くのがおすすめ。なおかつこれは単著である必要はない
- 日経BPなど文系の先生にもわかりやすい出版社だとなおよい。
- (私が携わっていて、他に関わっている人がいない)アフリカやアジアでのキャパシティビルディングは、論理が間違っていると否定される可能性が低いの論文のテーマとしておすすめ。
大学院の公式文書中に「査読論文2本+海外口頭発表1件」などといった博士号取得に必要な業績が列挙されているのであるが、内情は同じ査読論文でも学会誌による優劣があり、判断は必ずしもシンプルでも一定でもないらしい。
学会誌に査読論文を載せるという王道にこだわらないで行きたいと思った。実経験を元にしたアドバイスをいただけたのはありがたいことである。感謝感謝。