カメルーンのホームレスを研究した大学生
カメルーンのホームレスを研究した大学生の卒論がおもしろかった。
玉井隆. (2009). 路上生活者の生活実践 -カメルーン・ヤウンデ市を事例として-.
数日だけヤウンデに滞在したことがある。筆者の言うポイントの一つの前を身の危険を感じながらそそくさと歩いて横切った経験もある。正直あのブラックホールのような雑踏の中に足を踏み入れる勇気はなかった。
研究の奥深さを決めるのは、研究対象ではなく研究者自身の斬りこむ力だとあらためて教えられる。 これが学部の卒論っていうんだから恐れ入るよね。